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■NEWS インフルエンザ定点1.04で今年も流行シーズン入り[感染症発生動向調査 2024年第43週(10月21~27日)]

登録日: 2024-11-12

最終更新日: 2024-11-12

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Pick Up!  感染症発生動向調査 2024年第43週(10月21~27日)(国立感染症研究所感染症疫学センター)

◆新型コロナウイルス感染症
 2024年第43週の定点当たり報告数は1.69
 
第44週速報は1.57と10週連続で減少。新規感染者数は全国で7,752人。
 都道府県別の上位3位は秋田県(3.61)、北海道(3.34)、岩手県(2.95)。

◆インフルエンザ
 2024年第43週の定点当たり報告数は0.87。
 第44週速報は 1.04と増加。新規感染者数は全国で5,127人。
 定点当たり報告数が 1.04となり、流行開始の目安としている1.00 を
 上回ったことから、今年もインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。

 都道府県別の上位3位は沖縄県(10.64)、静岡県(2.09)、千葉県(2.00)。

◆手足口病
 2024年第43週の定点当たり報告数は8.06と2週連続で減少したが、
 過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は山形県(20.36)、宮城県(18.36)、愛媛県(18.33)。

◆マイコプラズマ肺炎
 2024年第43週の定点当たり報告数は2.49と9週連続で増加。
 過去5年間の同時期の平均と比較してかなり多い。
 都道府県別の上位3位は愛知県(5.40)、福井県(5.33)、青森県(5.00)。

 

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