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多職種連携の必須知識!〈管理栄養士・栄養士〉─疾患治療の栄養指導から全人的な栄養支援への展開[プライマリ・ケアの理論と実践(109)]

No.5073 (2021年07月17日発行) P.12

奥村圭子 (認定栄養ケア・ステーション 杉浦医院/地域ケアステーション はらぺこスパイス室長)

登録日: 2021-07-15

最終更新日: 2021-07-14

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SUMMARY
管理栄養士・栄養士は健康の保持増進を目的に,課題のある患者の食行動や患者を取り巻く食生活環境について,多職種とともにセーフティネットを構築することで課題解決に繋げ,患者の望む暮らしを支援する。

KEYWORD
栄養ケア
プライマリ・ヘルス・ケアの理念のもと,健康の維持・増進,疾病またはその重症化の予防,介護または虚弱化・要介護化の予防のために,食事療法・栄養療法の技術と支援的な指導手法を用いた栄養管理,食事管理を行う。

奥村圭子(認定栄養ケア・ステーション 杉浦医院/地域ケアステーション はらぺこスパイス室長)

PROFILE
医療,介護,福祉,保健の現場を経て現職。低栄養予防事業,総合事業,居宅療養管理指導を請け負う。愛知県栄養士会理事,名古屋学芸大学健康・栄養研究所客員研究員,栄養学修士,管理栄養士,主任介護支援専門員。

POLICY・座右の銘
一期一会

1 管理栄養士との連携

1 制度上の管理栄養士・栄養士の役割

管理栄養士と栄養士は,栄養士法で健康の保持増進を目的として位置づけられている。傷病者,療養者に保険点数を用いて医師の指示による栄養指導が認められているのは管理栄養士のみである。今回は,管理栄養士との連携を中心に説明する。

2 管理栄養士との連携

昨今,管理栄養士と連携したいとの問い合わせが医療機関からも増えている。令和2年度診療報酬改定,令和3年度介護報酬改定で管理栄養士を直接雇用せずとも,別の医療機関または都道府県栄養士会が設置した栄養ケア・ステーション(都道府県栄養CS)の管理栄養士と連携することで,自院での外来栄養指導や訪問栄養,在宅患者訪問褥瘡管理指導が可能となった1)。栄養CSの概要と連携について説明する。

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