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■NEWS 22年度薬価改定に向けた薬価調査の計画案を了承―中医協総会

No.5071 (2021年07月03日発行) P.71

登録日: 2021-06-25

最終更新日: 2021-06-25

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中央社会保険医療協議会総会は623日、2022年度の薬価と特定保険医療材料価格の改定に向けて実施する、薬価調査と材料価格調査の計画案を了承した。例年通りに進めば、12月上旬の総会に市場実勢価格との平均乖離率の速報値が報告される見通し。

薬価調査、材料価格調査とも、販売サイドの卸売販売業者と購入サイドの医療機関・薬局の双方から、対象品目の市場実勢価格と販売・購入量などを把握する。このうち薬価調査は、21年度中の1カ月間の取引分を対象に実施。調査客体は、▶医薬品卸売販売業者の営業所等:約6500客体、▶病院:約410客体、▶診療所:約520客体、▶保険薬局:約1000客体―とする。21年度の中間年薬価改定に向けた前回調査では、販売サイドの調査客体数を卸売販売業者の全事業所の23に絞ったが、通常薬価改定を控えた今回は全数調査を行う。

DPC制度から2病院が退出、病院再編が理由のケースも

また、厚生労働省は同日の総会に、DPC制度から2病院が退出することを報告した。いずれも病院側から退出申請があり、中医協総会の委任を受けたDPC合併・退出等審査会が審査し、退出を認める決定を下した。

対象は、福岡県久留米市の神代病院と北海道旭川市のくにもと病院。神代病院の退出理由は、地域の医療需要に対応して亜急性期と回復期にシフトする病院再編を進めるため。再編によって収支の改善と経営基盤の安定化を図りたい意向も明らかにしている。退出日は2191日。くにもと病院は、保険医療機関の廃止が理由。すでに21430日付けで退出している。

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