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ヤンセンファーマ:ダラツムマブの投与時間短縮、「ダラキューロ配合皮下注」発売[新薬開発・販売 FRONTLINE]

No.5068 (2021年06月12日発行) P.15

登録日: 2021-06-08

最終更新日: 2021-06-08

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ヤンセンファーマは5月19日、「多発性骨髄腫」を効能・効果とするダラツムマブ皮下投与製剤「ダラキューロ配合皮下注」(薬価:15mL 1瓶43万4209円)の販売を開始した。

ダラキューロは、CD38を標的とするモノクローナル抗体ダラツムマブと、薬剤の体内への浸透と分散を促進するボルヒアルロニダーゼ アルファ(rHuPH20)を配合した皮下投与製剤。

ダラツムマブは、点滴静注製剤(販売名:ダラザレックス点滴静注)として多発性骨髄腫患者に対し複数の治療レジメンで使用されているが、infusion reaction(急性輸液反応)を予防するため、投与に際しては500〜1000mLの輸液と約3〜7時間の投与時間が必要とされている。

ダラキューロは、こうした投与時の患者・医療従事者の負担を軽減するために開発。rHuPH20を配合することで有効用量のダラツムマブの皮下投与を可能とし、投与に要する時間を約3〜5分に短縮するとともに、固定用量とすることで薬剤調製手順を簡略化した。

ダラキューロを投与する際は、infusion reactionを軽減させるため投与開始1〜3時間前に副腎皮質ホルモン、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤を投与。また、遅発性のinfusion reactionを軽減させるため投与後処置として必要に応じて副腎皮質ホルモン等を投与することとされている。

「ダラキューロ配合皮下注」の用法・用量
併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮し、A法(1週間間隔→2週間間隔→4週間間隔)またはB法(1週間間隔→3週間間隔→4週間間隔)の投与間隔で1回15mLを皮下投与

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