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生活の中で行動を変える仕組みづくり─患者のやる気は感じられるのに変わらない![プライマリ・ケアの理論と実践(88)]

No.5048 (2021年01月23日発行) P.12

藤谷直明 (大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科/宮崎医院副院長)

登録日: 2021-01-21

最終更新日: 2021-01-20

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SUMMARY
行動変容は決意するだけではできず,患者それぞれに合った新しい生活様式を組み立てていく。そのために,行動変容のための仕組みを利用して,患者とともに試行錯誤していく。

KEYWORD
習慣化
行動変容のゴールは,意識せずにその行動をできるようになる習慣化である。たとえストレスがかかって一時的に習慣がとぎれることがあっても,再度その習慣に戻れることも重要である。

藤谷直明(大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科/宮崎医院副院長)

PROFILE
岡山家庭医療センターにて家庭医療を学び,現在は大分県由布市のクリニックで副院長をしている。日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医・指導医。

POLICY・座右の銘
七転び八起き

第86回,87回では,変わろうとしない人にどう向き合うかをみてきた。しかし,やる気があれば行動変容できるのだろうか?皆さんも,ダイエットや運動,アルコールなどの行動変容を試み,失敗したことがあるのではなかろうか?実際,行動変容するのは難しい。

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