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「喘息予防・管理ガイドライン2018」の改訂ポイント

No.5033 (2020年10月10日発行) P.47

堀口高彦 ( 藤田医科大学呼吸器内科学Ⅱ講座教授)

近藤りえ子 ( 藤田医科大学呼吸器内科学Ⅱ講座)

登録日: 2020-10-12

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 【喘息の重症化と喘息死の危険因子の追記など主に6点】

「喘息予防・管理ガイドライン2018」1)が2018年6月に発刊された。その改訂ポイントについて概説する。
①喘息の増悪の危険因子がアップデートされ,重症化と喘息死の危険因子が追記された。

②気道炎症の分子病態に関する最新の知見が追記された。

③治療ステップにおいて長時間作用性抗コリン薬(LAMA)が治療Step 2からと推奨範囲が拡大されたほか,治療Step 4に抗IL-5抗体製剤,抗IL-5受容体α鎖抗体製剤,気管支熱形成術が追記された。

④吸入指導については,手順,進め方,現状と重要性の内容ごとに,より詳細に記載された。

⑤「ステロイド抵抗性喘息」が新規に追記され,「1秒率が70%未満で気管支拡張薬により15%以上の気道の可逆性はあるが,PSL(0.5mg/kg:20~40mg)を10~14日間内服しても気管支拡張薬使用前の1秒率の改善が15%未満」と定義された。

⑥「高齢者喘息」に関する記載がアップデートされ,高齢者喘息における吸入療法の問題点とデバイス選択,薬物療法の注意点とその対策が追記された。

【文献】

1) 「喘息予防・管理ガイドライン2018」作成委員:喘息予防・管理ガイドライン2018. 協和企画, 2018.

【解説】

堀口高彦,近藤りえ子  藤田医科大学呼吸器内科学Ⅱ講座 *教授

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