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■NEWS アストラゼネカ、新型コロナワクチン候補の国内治験開始―日本人への接種の安全性・有効性を評価

登録日: 2020-09-08

最終更新日: 2020-09-08

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アストラゼネカは9月4日、英国本社がオックスフォード大と開発中の新型コロナウイルスワクチン「AZD1222」について、日本国内での第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を開始したと発表した。

国内の複数の施設で18歳以上の被験者約250人を対象に治験を実施。日本人に接種した際の安全性と有効性を評価する。

厚生労働省は、「AZD1222」の開発に成功した場合、2021年初頭から1.2億回分のワクチンの供給(うち3000万回分は3月までに供給)を受けることでアストラゼネカと基本合意しており、治験の結果が注目される。

「AZD1222」の治験は世界各国で進められており、現在、南アフリカで第Ⅰ/Ⅱ相試験、英国で第Ⅱ/Ⅲ相試験、ブラジル・米国で第Ⅲ相試験が実施されている。

ヤンセンも日本で第Ⅰ相試験開始

新型コロナウイルスワクチンに関しては、ヤンセンファーマも9月1日、ワクチン候補「Ad26.COV2.S」について日本国内での第Ⅰ相臨床試験を開始したと発表。20~55歳の健康な成人と65歳以上の高齢者、計250人を対象に治験を実施し、安全性、反応原性、免疫原性の評価を行うとしている。

「Ad26.COV2.S」は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの医薬品部門であるヤンセンファーマ(本社:ベルギー)が開発を進めているワクチン。ヒトを対象とした第Ⅰ/Ⅱa相試験が7月から米国とベルギーで実施されており、9月中に第Ⅲ相試験に移行する見込み。オランダ、スペイン、ドイツでの第Ⅱa相試験も予定されている。

「AZD1222」と「Ad26.COV2.S」はいずれもアデノウイルスを利用したウイルスベクターワクチン。

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