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■NEWS 群馬大病院、特定機能病院として再承認

No.4955 (2019年04月13日発行) P.64

登録日: 2019-04-01

最終更新日: 2019-04-01

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腹腔鏡手術を受けた患者らが相次いで死亡した医療事故を受け、組織改革を進めていた群馬大病院について、厚生労働省は4月1日付で、高度医療の提供と研修実施能力を備えた「特定機能病院」として再承認した。社会保障審議会医療分科会の答申を踏まえて決定した。承認は2015年6月の取消から約4年ぶりとなる。

同病院は3月29日、田村遵一病院長名のコメントを発表。再承認について、事故の再発防止に向けた改善・改革の取り組みが評価されたものとの見方を示した上で、「医療安全への努力を永続的なものとすることを改めて患者さんや地域の皆様にお約束することでもある」とした。群馬県の大澤正明知事も同日、再承認を「誠に喜ばしい」と歓迎し、「地域医療の更なる充実のため、医師の養成・確保や高度医療の提供等に大きな役割を果たしていただくことを期待している」とするコメントを出した。

同病院は医療事故の発覚後、「都道府県がん診療連携拠点病院」の指定も外されている。群馬県は、院内死亡例を組織的に把握・検証する体制や意識・風土改革など、安全管理体制とガバナンスの強化が確立されたとして、厚労省検討会に再指定を推薦していたが、3月に開かれた検討会では慎重論が相次ぎ、継続審議扱いとなっている。

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