株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

特集:整腸剤の使いわけ

No.4953 (2019年03月30日発行) P.27

監修: 佐々木 均 (長崎大学病院薬剤部薬剤部長/教授)

登録日: 2019-04-01

最終更新日: 2019-03-27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

監修:佐々木 均(長崎大学病院薬剤部薬剤部長/教授)

■監修のことば

整腸剤は腸の働きを整える薬剤である。腸内環境を構成している細菌叢を整える生菌整腸剤と,腸管の運動性や腸内の水分量を整える生薬整腸剤に大別される。多くは20年以上前に開発され,エビデンスレベルの高い臨床試験は実施されていない。整腸剤の実臨床に用いられる明確なガイドラインもない。一方,微生物の培養技術や次世代シークエンサーを用いた遺伝子分析技術の進歩により,腸内細菌叢の構成や機能が調べられ,疾患と細菌叢の関連が注目されている。近年では,感染症や炎症性腸疾患だけでなく,喘息や自閉症などの疾患においても,腸内細菌叢の乱れや多様性の減少が指摘されている。生菌整腸剤は,腸内細菌叢を整えるプロバイオティクスとして,健康の維持や疾患の予防・治療に役立つことが期待される。本特集では,専門家の先生方に整腸剤の使い方や注意点,プロバイオティクスの考え方について概説いただいた。

■目次

1 整腸剤の種類と作用の違い
税所篤行(山口大学医学部附属病院薬剤主査)
北原隆志(山口大学医学部附属病院薬剤部長/大学院医学系研究科教授)

2 消化器症状と整腸剤
町田 修(東京女子医科大学小児科)
千葉幸英(東京女子医科大学小児科)
永田 智(東京女子医科大学小児科主任教授)

3プロバイオティクスとプレバイオティクス
内藤裕二(京都府立医科大学附属病院内視鏡・超音波診療部部長)

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

もっと見る

関連物件情報

page top