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10日前からの高次機能低下を訴える74歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(179)]

No.4919 (2018年08月04日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

近藤 健 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

塚本知子 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2018-08-02

最終更新日: 2018-08-01

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10日前の起床時より会話での意思疎通が困難になり,食事も素手で食べるようになった。本人は日常生活に困難を感じていないが,家族に連れられて当科を受診。前日の就寝時までは完全に社会生活は自立していた。既往歴は高血圧と脳梗塞(左後頭葉)。内服薬はアムロジン®のみ。喫煙25本/日×50年。

身体診察では,体温36.4℃,血圧122/76 mmHg,脈拍72回/分。意識清明。四肢深部腱反射は正常で病的反射を認めない。明らかな運動・感覚障害はみられない。復唱や聴理解は可能で,自発語は少ないが流暢性は保たれている。長谷川式簡易知能評価スケールによる検査結果は6/30。

一般血液・生化学検査に異常を認めない。

頭部CTは既往の左後頭葉陳旧性梗塞のみ(図1)。頭部MRIの拡散強調画像を示す(図2)。



 研修医の診断:ヘルペス脳炎

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