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リウマチ熱

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-29
重盛朋子 (日本医科大学小児科学教室)
伊藤保彦 (日本医科大学小児科学教室主任教授)
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  • ■疾患メモ

    リウマチ熱(rheumatic fever)は,A群β溶血性連鎖球菌(GAS)感染の2~3週間後に続発する非化膿性炎性疾患である。

    5~15歳に多く,GAS感染の0.4~3.0%で発症すると言われている。

    発症は発展途上国で多く,先進国においては抗菌薬の普及により激減しているが,局所的な流行の報告もある。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    典型的には,GAS感染後2~3週頃に,心炎,多関節炎,舞踏病,輪状紅斑,皮下結節,5つの主症状のいくつかが組み合わさって出現する。

    確定診断にはJonesのリウマチ熱診断基準()が用いられる。2015年にアメリカ心臓協会(American Heart Association:AHA)から改訂が提示された。

    22_53_リウマチ熱

    【検査所見】

    先行するGAS菌感染の証拠として,咽頭培養陽性,溶連菌迅速検査陽性,溶連菌血清反応の高値または上昇がある。

    急性期炎症反応として赤沈亢進,CRP上昇がみられる。

    心雑音や心電図でPR延長がみられるが,一般的には所見に乏しく,心炎の診断には心臓超音波を用いることがAHAから推奨されている。

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