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掌蹠膿疱症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-30
清水忠道 (富山大学大学院医学薬学研究部皮膚科学教授)
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  • ■疾患メモ

    手掌と足底に無菌性膿疱の出没を繰り返す慢性の皮膚疾患。慢性に経過し,軽快と増悪を繰り返す。慢性病巣感染が発症に関与することが多い。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    手掌と足底に1~5mmほどの小膿疱と小水疱が生じて痂皮化し,紅斑と鱗屑が混在して局面を形成する。

    手掌では母指球や小指球に,足底では土踏まずと踵の側面が好発部位。両側性に生じることが多い。時に爪甲の変形・混濁もみられる。

    自覚症状としてそう痒や痛みを伴う。

    増悪因子として,慢性感染病巣や金属アレルギーの関与がある。

    10~30%に胸肋鎖骨間骨化症に代表される非リウマチ性骨関節炎を合併する(掌蹠膿疱症性骨関節炎)。

    【検査所見】

    感染病巣として,扁桃炎,齲歯,歯周囲炎,副鼻腔炎,中耳炎などの検索を施行。

    手足白癬,汗疱,手湿疹と鑑別を要する場合がある。白癬との鑑別には真菌検査を行う。

    歯科金属を使用していれば,口腔内金属修復物の金属成分を調べ,金属パッチテストを行う。

    掌蹠膿疱症性骨関節炎が疑われる場合は,単純X線撮影や骨シンチグラフィの検査を行う。

    本症に甲状腺疾患や糖尿病を合併している場合があるため,治療期間が長い患者ではこれらの疾患の検査を行う。

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