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低血糖症

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
島田 朗 (埼玉医科大学内分泌糖尿病内科教授)
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  • ■疾患メモ

    低血糖症とは,血糖が正常な変動幅よりも低くなり,症状を認める状態をいう。通常,神経性と神経組織糖欠乏性にわけられる。

    神経性症状は低血糖によって誘発された,自律神経系の変化に基づく反応である。

    これらの症状は血糖値が55mg/dL程度まで低下すると出現し,警告症状と呼ばれる。

    血糖値が50mg/dLを下回ると,神経組織糖欠乏性症状と呼ばれる中枢神経系の機能低下による症状が出現する。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状・検査所見】

    低血糖の症状には,強い空腹感,発汗,動悸,不安感,振戦などの自律神経症状(血糖値が55mg/dL程度まで低下すると出現)と,異常行動,集中力低下,頭痛,意識障害,痙攣,昏睡などの中枢神経症状(血糖値が50mg/dLを下回ると出現)がある。

    低血糖の原因には,ホルモン欠乏,インスリノーマなどを含め多岐にわたるが,本項では,糖尿病治療に伴う低血糖症について述べ,ほかの原因については,他項を参照されたい。

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