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かぜ症候群(成人)

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-06-12
服部 登 (広島大学病院呼吸器内科教授)
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  • ■疾患メモ

    かぜ症候群とは,病原微生物が感染することによって引き起こされる上気道の急性炎症であり,多くは1週間以内に自然治癒する。

    かぜ症候群の原因となる病原微生物はほとんどがウイルスである。200種類を超えるウイルスの関与が知られているが,代表的なものとしてはライノウイルス,コロナウイルス,アデノウイルス,RS(respiratory syncytial)ウイルスなどが挙げられる。

    インフルエンザウイルスによる上気道炎は,その感染力と全身症状の強さからかぜ症候群とは区別して扱われる。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    鼻汁,鼻閉,くしゃみ,咽頭痛,咳嗽などの局所症状,悪寒,発熱,頭痛,倦怠感などの全身症状を認めるが,いずれにしても非特異的な症状である。

    ウイルスによる気道傷害よりはむしろウイルスに対する免疫反応が症状を惹起すると考えられている。

    【検査所見】

    診断の決め手となる検査法はなく,あくまでも症状と徴候から臨床的に診断がなされているのが現状である。

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