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1カ月前からの咳嗽と発熱を主訴に受診した37歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(168)]

No.4895 (2018年02月17日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

李 宇 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

廣瀬裕太 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2018-02-15

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患者は約1年前から日本在住のインドネシア人。40日前から乾性咳嗽,31日前から39℃台の発熱が出現した。他院で施行した胸部X線写真および血液培養で異常を認めず,抗菌薬を服用しても改善しないため当科を紹介受診した。夜間の盗汗と4週間で6kgの体重減少を認める。既往歴は虫垂炎のみ。

身体診察では,体温37.1℃,脈拍90回/分,血圧128/80mmHg,呼吸数16回/分,SpO2 96%(室内気)。 両側肺底部に吸気終末期の乾性ラ音を聴取する。

一般血液・生化学検査の結果は,WBC 4600/μL(好中球5.5%,好酸球0.7%,リンパ球30.5%),Hb 13.8mg/dL,MCV 78.3fL,LDH 358U/L,ALP 360U/L,AST 81U/L,ALT 73U/L,Na 132mEq/L,FER 631.6ng/mL,CRP 3.4mg/dL。 喀痰塗抹検査およびT-SPOTは陰性。

胸部X線写真を示す(図1)。



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