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(28)進路に悩み過ぎない【SECTION2 医師として持っておきたい心構え】[特集:これだけは押さえて欲しいルール&マナー]

No.4714 (2014年08月30日発行) P.45

佐藤幸人 (兵庫県立尼崎病院 循環器内科部長)

藤原久義 (兵庫県立尼崎病院 院長/兵庫県立塚口病院 院長)

登録日: 2016-09-01

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  • 最近は初期臨床研修施設を学生が自由に選べることもあって,学生の施設見学が増えています。そのときによく聞く言葉が「どこの施設で研修するか悩む」「自分がどの科に興味があるのか悩む」です。ところが,初期臨床研修を終えた医師が後期臨床研修施設を探すときに聞かれる言葉がまた「どこの施設で研修するか悩む」「自分がどの科に興味があるのか悩む」です。
    このような若者がここ10年で増えた感じです。以前なら,エスカレーター式で大学を卒業したあとは,自身の大学病院で研修し,そのあとは大学の関連施設で研修し,大学院などに帰って…と,比較的,悩むことなく物事が進んでいました。
    最初の学生のときの悩みは実は後期研修終了後も続き,驚くことに卒業後10年くらい経っても続いている人がいます。

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