株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

特集:遠隔医療の現状とこれからの展開

No.4840 (2017年01月28日発行) P.25

監修: 吉田晃敏 (旭川医科大学学長)

登録日: 2017-01-27

最終更新日: 2017-01-25

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

監修:吉田晃敏

遠隔医療が本格的に運用されはじめてから20年以上が経過する。この間,情報通信技術は飛躍的に進歩し,遠隔医療を行う上での技術的な課題は少なくなってきた。また最近では,厚生労働省が初診や急性期疾患でも遠隔診療が可能との見解を示し,政府は遠隔診療の診療報酬を早ければ2018年度の診療報酬改定で引き上げる方針を打ち出すなど,遠隔医療の普及を妨げてきた要因が徐々に解消されつつある。こうした動向をふまえ,本特集では遠隔医療を新規に導入しようとする医療機関に,現時点での制度面および運用面での課題や先行事例を紹介する。

1 IT技術で行える「医行為」の範囲, セキュリティ・プライバシーの注意点
群馬大学医学部附属病院システム統合センター 長谷川高志

2 事例紹介:地域における遠隔医療の有用性と課題
旭川医科大学医工連携総研講座特任教授 石子智士

3 国際間の遠隔医療の展望
旭川医科大学学長 吉田晃敏

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

関連物件情報

もっと見る

page top