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聴覚障害のある患者への服薬指導は?【手話以外のコミュニケーションツール】

No.4801 (2016年04月30日発行) P.66

星 茜 (昭和大学病院薬局)

早瀬久美 (昭和大学病院薬局)

小林一女 (昭和大学医学部耳鼻咽喉科学講座教授)

登録日: 2016-04-30

最終更新日: 2016-12-15

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【Q】

欧米では,聴覚障害の患者への服薬指導の際,手話以外では,どのような工夫,ツールなどを使用してコミュニケーションをとっているのでしょうか。可能であれば,その概要を紹介した文献の紹介も。(京都府 T)

【A】

日本では,薬剤の説明書を見せながら手話,筆談,口話,読話,ジェスチャーなどによって服薬指導を行っていますが,ツールとして絵文字(ピクトグラム)やタブレット端末,声⇔文字転換アプリなどを利用していることもあるようです(図1)。中でも,ピクトグラムは認知症や外国人,子どもの患者への説明の際にも利用ができるような,絵文字での解説になっています。
欧米での状況を確認したところ,日本の状況と変わりがないようです。聴覚障害は一人ひとりの状況が異なっているため,聴覚障害を持つ患者自身が希望するコミュニケーションを中心に接していくことが重要と考えます。
海外での文献について,紹介できる文献はありませんでしたので,日本での服薬指導の際に参考にしている書籍をご紹介させて頂きます。

【参考】


早瀬久美:手話で学ぶクスリの教科書. 村山純一郎, 他, 監. 薬事日報社, 2010.
倉田なおみ, 他, 編:服薬支援とアドヒアランスQ&A. じほう, 2011.

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