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交通事故で入院中の高齢者の誤嚥性肺炎[〈今日使える〉死亡診断書・死体検案書の書き方・考え方〜当直・在宅・事故(5)]

No.5277 (2025年06月14日発行) P.34

久保真一 (福岡大学名誉教授)

登録日: 2025-06-15

最終更新日: 2025-06-11

【症例】

80歳,女性。現病歴はアルツハイマー病,糖尿病。本日,横断歩道を歩行中,右折車両に跳ねられた。搬送先の救急病院で,後頭部打撲,多発性脳挫傷,左急性硬膜下血腫,意識障害を認めた。保存的治療となり,遷延性意識障害を認めたが,徐々に意識障害は改善してきた。事故1週間後から誤嚥性肺炎を繰り返すようになり,約3週間後に誤嚥性肺炎で死亡した。

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