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乾性咳嗽と呼吸苦を自覚していた20代女性[〈killer diseaseを見逃さない〉救急医療の画像診断(13)]

No.5174 (2023年06月24日発行) P.9

監修: 船曵知弘 (藤田医科大学病院 高度救命救急センター長)

執筆: 松田律史 (札幌東徳洲会病院画像・IVRセンター兼救急集中治療センター部長)

登録日: 2023-06-22

最終更新日: 2023-06-21

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【20代 女性】
主訴
呼吸困難
現病歴
喘息にて吸入薬を定期的に使用している若年女性。来院前日から乾性咳嗽と呼吸困難を自覚していたが,経過をみていた。来院当日,仕事中に右胸の痛みが増悪し,自力で当院救急外来を受診した。直近1カ月で胸部外傷歴なし。喘息大発作は10年近く経験していない。月経は不整。2カ月前に気胸を保存的に治療した経験あり
生活歴
飲酒歴なし,喫煙歴なし
現症
意識清明,呼吸数20回/分,脈拍数120回/分(整),血圧133/97mmHg,体温36.9℃,酸素飽和度98%(室内気)
身体所見
右呼吸音減弱,強制呼気でも呼気末期の連続性ラ音を聴取せず
血液検査
WBC 12.54×103/μL,RBC 4.64×106/μL,Hb 14.2g/dL,PLT 28.7×104/μL,UN 8.1mg/dL,CRE 0.47mg/dL,Na 136mmol/L,K 4.6mmol/L,Cl 102mmol/L,Glu 122mg/dL,TB 0.61mg/dL,AST 25U/L,ALT 12U/L,LD 220U/L,ALP 137U/L,γ-GT 16U/L,AMY 39U/L,CK 61U/L,CRP 0.07mg/dL
検査所見
心電図は洞性頻脈である他,特記所見なし。胸部単純X線(図1)が撮影された

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