超高齢化社会における救急医療体制の現状と課題を教えて下さい。
藤田医科大学・岩田充永先生にご解説をお願いします。
【質問者】
土井智章 富山大学学術研究部医学系医学部 救急医学講座教授
【高齢者救急に対峙することは,“あいまいさ”を許容することである】
高齢者救急について,課題を感じていることは以下の通りです。
①最前線で接する医療者が知っておくべきポイント
②我々,近い将来に高齢者の世代に仲間入りする世代が整えるべき「制度,システム,合意確認(advance care planning:ACPなど)」
③その他もろもろ
筆者も,本邦の救急医療の萌芽を支えてこられた諸先輩からご指導を賜りたい「重要であるが,正面から口角泡を飛ばした議論がなされにくい」テーマが山積していると感じます。限られた文字数ですので,最前線で救急医療を支えている研修医・専攻医など若手医師に向けて記述します。
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