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右肘の腫脹を主訴に受診した50歳男性 [キーフレーズで読み解く 外来診断学(136)]

No.4825 (2016年10月15日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

勝山陽太 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

入江康文 (千葉大学医学部附属病院総合診療科/三愛記念病院)

登録日: 2016-10-14

最終更新日: 2016-10-18

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  • 受診10日前に右肘の腫脹を自覚した。疼痛や発熱などはないが,改善がないため当科を受診した。外傷歴なし。慢性腎不全のために血液透析を受けている。デスクワーク中,肘をついてしまうことが多いという。

    身体診察では右肘部の腫脹を認め(図1),腫脹部位に波動を触知するが,発赤,熱感,圧痛,肘関節の可動域制限はない。

    一般血液・生化学検査で炎症反応は認めない。

    研修医の診断:上腕三頭筋腱断裂

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