株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

急性の発熱と肝機能障害を認めた69歳女性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(264)]

No.5108 (2022年03月19日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

鈴木慎吾 (千葉中央メディカルセンター内科)

原真太郎 (千葉中央メディカルセンター消化器内科)

齋藤広美 (千葉中央メディカルセンター放射線科)

林敏彦 (千葉中央メディカルセンター放射線科)

登録日: 2022-03-17

最終更新日: 2022-03-16

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


5日前から発熱し,近医で尿ウロビリノーゲン(3+)であったため当院を紹介受診した。体温は最高で39.8℃だったが,食思不振以外の随伴症状はない。既往歴・内服薬に特記事項なし。飲酒は焼酎をグラス3杯/日で,喫煙は20歳から15本/日。

体温37.7℃,血圧154/94mmHg,脈拍104回/分(整),SpO2 96%,呼吸数16回/分。腹部は平坦・軟で,圧痛を認めない。

尿一般では,ウロビリノーゲン(2+),ビリルビン(−),蛋白(3+),潜血(1+)。血液検査では,WBC 6550/μL(分画は正常範囲),BUN 21mg/dL,Cr 0.7mg/dL,T-Bil 0.4mg/dL,D-Bil 0.2mg/dL,AST 357U/L,ALT 212U/L,ALP 411U/L,LDH 578U/L,γ-GTP 127U/L,Na 129mEq/L,K 4.2mEq/L,Cl 93mEq/L,CRP 19mg/dL

腹部単純CTを示す(図1)。

研修医の診断:伝染性単核球症

プレミアム会員向けコンテンツです(最新の記事のみ無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連物件情報

page top