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前縦隔腫瘍の診断は?針生検で診断できなかった理由は?[画像診断道場~実はこうだった(203)]

No.5098 (2022年01月08日発行) P.1

坂口美織 (自治医科大学附属病院病理診断部)

眞中彩季 (自治医科大学附属病院画像診断科)

登録日: 2022-01-06

最終更新日: 2022-01-05

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22歳,男性。呼吸困難で前医を受診。上記画像を得て精査目的に当院を受診。CTガイド下針生検で診断がつかず,胸腔鏡下縦隔腫瘍生検術が施行された。
喫煙歴:なし。飲酒歴:機会飲酒。既往歴:21歳時に伝染性単核球症。服薬歴:なし。
来院時検査所見:遊離HCG-β 0.8ng/mL,可溶性IL-2レセプター620U/mL,抗アセチルコリン受容体抗体0.2nmol/L未満。






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