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2日前からの発熱を訴えた76歳女性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(247)]

No.5071 (2021年07月03日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

鈴木慎吾 (千葉中央メディカルセンター内科)

須永雅彦 (千葉中央メディカルセンター消化器内科)

齋藤広美 (千葉中央メディカルセンター放射線科)

林敏彦 (千葉中央メディカルセンター放射線科)

登録日: 2021-07-01

最終更新日: 2021-06-29

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2日前から38℃台の発熱を認め,維持透析で通院中の診療所より当院を紹介受診した。随伴 症状やシックコンタクトはない。

既往歴に慢性腎不全(多発性囊胞腎により5年前から血液透析;肝囊胞と脳動脈瘤を有す),甲状腺機能低下症,脳梗塞,狭心症(4カ月前に経皮的冠動脈形成術)があり,レボチロキシン,サルポグレラート,クロピドグレル,アスピリン,ファモチジンを内服している。

体温37.4℃,血圧118/64mmHg,脈拍数92回/分,呼吸数14回/分で,身体診察上,明らかな異常を認めない。

血液検査では,WBC 8610/μL(好中球87.8%, 好酸球0.1%,リンパ球5.8%),BUN 43mg/dL,Cr 6.01mg/dL,CRP 33.5mg/dLで,その他一般項目と胸部X線に明らかな異常所見はない(自尿がないため尿検査は施行せず)。腹部単純CT画像を示す(図1)。

研修医の診断:尿路感染症

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