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嚥下痛と関節痛を主訴に受診した 42歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(229)]

No.5030 (2020年09月19日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

石塚晃介 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

塚本知子 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2020-09-17

最終更新日: 2020-09-16

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来院1週前に嚥下痛と両手指の関節痛が出現した。安静時に咽頭痛はなく,嚥下時に咽頭の痛みを自覚する。1カ月前より顔面と両手掌の皮疹,および両側上腕・大腿の痛みもあるという。咳嗽・息切れや脱力はない。既往歴・家族歴に特記事項なし。

身体診察で,体温37.1℃,脈拍80/分(整),血圧110/74mmHg,呼吸数18/分,SpO2 97%(RA)。内眼角部および脂漏部位に紅斑を認める(図1)。咽頭に異常所見なく,甲状腺に腫大や圧痛を認めない。両側肺底部に捻髪音を聴取する。両側上腕および大腿部の筋把握痛があり,両側第1・2指のMCP関節の圧痛・腫脹を認める。手掌の皮疹を図2に示す。一般血液・生化学検査の異常値はWBC 2500/μL(分画は正常)以外,特記すべき所見なし。

 研修医の診断:成人スティル病

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