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【他科への手紙】消化器外科→消化器内科

No.4804 (2016年05月21日発行) P.51

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-24

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  • 消化器内科の先生方、日々お仕事お疲れ様です。僕は消化器外科・肝胆膵外科医です。先生方からご紹介頂いたとき、大きな手術ですが、がんばりますよ、なんて生意気なことを言ってごめんなさい。日頃より先生方にはお世話になり、また先生方なしでは僕らの仕事は何一つ成り立つはずがないことを、本当は自覚しております。

    僕たち消化器外科医はがんの予定手術はもちろんですが、それに加え緊急手術に追われている毎日です。アッペ、腸閉塞、消化管穿孔、消化管出血、などなど。思えば僕が医者になりたてのときは、十二指腸潰瘍出血・穿孔、食道静脈瘤破裂、胆嚢炎・胆管炎、急性膵炎などの患者さんが多く、これらの疾患が重症化すると、それは日々の仕事ができなくなるほど時間をとられていたものです。外科的に治すためには手術という手段が必要で、患者さんへの侵襲性は常に高いものだと考えていました。それが今では、消化器内科の技術進歩は目を見張るものがあります。多くの疾患を内視鏡的に処置してしまいます。

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    勤務形態: 常勤
    募集科目: 消化器内科 2名、呼吸器内科・循環器内科・腎臓内科(泌尿器科)・消化器外科 各1名
    勤務地: 長崎県雲仙市

    公立小浜温泉病院は、国より移譲を受けて、雲仙市と南島原市で組織する雲仙・南島原保健組合(一部事務組合)が開設する公設民営病院です。
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    2020年3月に新築移転し、2021年4月に病院名を公立新小浜病院から「公立小浜温泉病院」に変更しました。
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    2022年4月1日より脳神経外科及び一般外科医の先生に常勤医師として勤務していただくことになりました。消化器内科医、呼吸器内科医、循環器内科医及び外科部門で消化器外科医、整形外科医の先生に常勤医師として勤務していただき地域に信頼される病院を目指し歩んでいただける先生をお待ちしております。
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