株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

CLOSE

(1)整腸剤の種類と作用の違い[特集:整腸剤の使いわけ]

No.4953 (2019年03月30日発行) P.28

税所篤行 (山口大学医学部附属病院薬剤主査)

北原隆志 (山口大学医学部附属病院薬剤部長/大学院医学系研究科教授)

登録日: 2019-04-01

最終更新日: 2019-03-27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

生菌整腸剤は腸内細菌叢のバランスを是正することにより,便秘や下痢などの排便異常を改善する効果が期待できる

腸内細菌叢の菌種構成は個人により異なるため,生菌整腸剤により得られる効果には個人差がある

生菌整腸剤を使用する際には,病態や併用薬等に応じた使いわけが必要である

生薬整腸剤は腸管の機能的な異常を是正する効果を有し,便秘または下痢に使用される製剤にわけられる

各種生薬に含まれる構成成分の分析が進み,臨床使用のためのエビデンス集積が加速している

有害作用の発現に注意が必要な生薬について留意する

1. 整腸剤の種類

整腸剤には,腸内環境を構成している腸内細菌叢を整える薬剤と,腸管の運動性や腸内の水分量を整える薬剤に大別される。前者の代表例は生菌整腸剤であり,後者の代表例としては生薬整腸剤が挙げられる。

本稿では,これらの整腸剤の種類と作用について概説する。

プレミアム会員向けコンテンツです(期間限定で無料会員も閲覧可)
→ログインした状態で続きを読む

関連記事・論文

もっと見る

関連書籍

もっと見る

関連求人情報

もっと見る

関連物件情報

page top