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(2)消化器外科領域におけるロボット支援手術の現状[特集:ここまで進んでいるロボット支援手術]

No.4923 (2018年09月01日発行) P.33

鶴 安浩 (藤田保健衛生大学総合消化器外科学)

中内雅也 (藤田保健衛生大学総合消化器外科学講師)

稲葉一樹 (藤田保健衛生大学総合消化器外科学教授)

杉岡 篤 (藤田保健衛生大学総合消化器外科学教授)

宇山一朗 (藤田保健衛生大学総合消化器外科学教授)

登録日: 2018-09-03

最終更新日: 2018-08-29

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2018年4月の診療報酬改定で,消化器分野では,食道癌,胃癌,直腸癌に対してロボット支援手術が保険収載された

ロボット支援手術では,高解像度3次元モニター,手振れ防止機能付き多関節鉗子により,精度の高い手術が可能となる可能性がある

胃癌に対しては,先進医療Bによる臨床試験が行われ,ロボット手術の安全性が示された

1. わが国のロボット支援手術の現況

ロボット支援手術はIntuitive surgical社のda Vinci® surgical system(da Vinci)の登場によって急速に広がりつつある。わが国におけるロボット支援手術は,2018年4月より新たに12件の保険収載がなされた。消化器領域に関しては,食道癌,胃癌,直腸癌に対してロボット支援手術が認められ,今回胃癌に関しては,先進医療Bの多施設共同前向き臨床試験を経て保険収載が決定された。

当科では1997年より約1500件以上の腹腔鏡下胃切除(laparoscopic gastrectomy:LG),2009年より約350件以上のロボット支援下胃切除(robotic gastrectomy:RG)を施行しており,その中で改良と標準化を繰り返しつつ確立してきた術式をふまえ,ロボット支援手術の現状について述べる。

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