株式会社日本医事新報社 株式会社日本医事新報社

フルカラーでやさしくわかる! テーピングの基本【電子版付】

定価:4,400円
(本体4,000円+税)

数量

カートに入れる

立ち読み

編著: 大内 洋(亀田メディカルセンタースポーツ医学科 主任部長)
判型: B5判
頁数: 236頁
装丁: カラー
発行日: 2022年03月15日
ISBN: 978-4-7849-5873-3
版数: 第1
付録: 無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます)

シリアル登録の手順

シリアル登録画面へ

電子版を閲覧


基本的な「テーピングの理論とテクニック」に加えて、「疾患に対する知識」も身に付けよう!

  • これからテーピングを学びたい!得意になりたい!という方に向けて、テーピングの技術をしっかり習得するための「疾患に対する知識」と「テーピングの理論とテクニック」をこの1冊に集約しました。
  • フルカラーの図と写真で理解しやすく、実際のテーピング動画も一部の項目で閲覧できます。「どのような疾患によく遭遇するのか?」という観点で構成した実用的なテキストです。

目次

1章:総論

・テーピングの基本

2章:各論

・肩のテーピング
1 肩鎖関節脱臼
2 肩関節脱臼(前方・後方)
3 腱板炎・腱板損傷
4 上方関節唇損傷(野球肩)

・肘のテーピング
1 外側上顆炎(テニス肘)
2 内側上顆炎(ゴルフ肘)
3 尺側側副靱帯損傷・上腕骨内側上顆骨軟骨症・離断性骨軟骨症
4 肘関節後方脱臼

・手・手関節のテーピング
1 マレットフィンガー
2 第2~5指側副靱帯損傷
3 母指MP関節尺側側副靱帯損傷
4 TFCC損傷

・腰椎のテーピング
1 筋筋膜性腰痛症
2 腰椎椎間板ヘルニア

・股関節・大腿のテーピング
1 股関節インピンジメント
2 大腿直筋肉離れ、下前腸骨棘裂離骨折
3 ハムストリングス肉離れ、坐骨裂離骨折

・膝関節のテーピング
1 オスグッド病
2 膝蓋靱帯炎(ジャンパー膝)
3 腸脛靱帯炎(ランナー膝)
4 鵞足炎
5 内側・外側半月板損傷
6 前十字靱帯損傷
7 後十字靱帯損傷
8 内側側副靱帯損傷
9 膝蓋大腿関節障害
10 反復性膝蓋骨脱臼

・下腿のテーピング
1 シンスプリント
2 腓腹筋肉離れ(テニスレッグ)

・足関節のテーピング
1 足関節外側靱帯損傷
2 有痛性三角骨障害
3 腓骨筋腱脱臼
4 アキレス腱症
5 第1MTP関節関節包損傷(Turf toe)
6 足底腱膜炎
7 踵部脂肪体症候群

もっと見る

閉じる

序文

この度は本書を手にとってくださり、誠にありがとうございます!
日本医事新報社からテーピングの書籍の企画について伺い、二つ返事で「やらせて下さい!」とお答えしました。それには大きく理由が3つありました。

まず1つ目の理由ですが、医師が執筆している書籍はテーピングに関する記述が少なく、逆にトレーナーが執筆している書籍は医学的内容の記載が足りない印象があったためです。テーピングの技術をきちんと習得するためには、疾患に対する知識とテーピングの理論・テクニックの両方を欠かすことができません。

2つ目は、近年有効であるとされている新しいテーピングテクニックについてフルカラーでわかりやすく紹介したいと思ったためです。テープの素材はもちろん、巻くテクニックは昔と比べて格段に進歩しております。どのような工夫をすればよいか、フルカラーの写真でしっかり理解していただき、新しいテクニックを身につけて頂きたいです。

そして最も大きな3つ目の理由ですが、「スポーツ整形外科分野でよく遭遇する疾患を網羅した実用的なテキストを目指したい」と思いました。どのような疾患によく遭遇するのか?という観点から最初の構成立てを考えていきました。運動療法、薬物療法、装具療法、手術など様々な治療法があるなかで、治療にテーピングをどう活用できるのか?という切り口で執筆しており、広くスポーツ整形外科疾患に対応しております。

本書はテーピングを既に実践している方のみならず、これからテーピングを学びたい、得意になりたいと願う方まで幅広くご活用頂ける内容になっております。ぜひ、本書を通してスポーツ整形外科疾患の知識とともに最新のテーピング理論とテクニックを習得してくださることを願っております。

令和4年2月吉日
亀田メディカルセンタースポーツ医学科 主任部長
大内 洋

もっと見る

閉じる

関連書籍

もっと見る

関連記事・論文

もっと見る

関連求人情報

長崎県五島中央病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 整形外科 1名
勤務地: 長崎県五島市

当院は下五島地域唯一の基幹病院として、長崎大学病院等と連携しながら、五島で完結できる医療を目指しています。
離島内の他の医療機関では出来ない高度・専門医療や離島で不足しがちな救急医療、周産期・小児医療、精神科医療、回復期医療を提供することで“郷診郷創”(地域での受診が地域を創る)を進めています。
共に地域医療を担っていただける医師を募集しています。

当院は癌などの専門的治療の他、精神・結核などの政策医療、24時間2.5次救急にも対応しています。
3次救急患者については、遠隔画像伝送システムを利用し、本土までヘリコプター搬送して住民の命を守っています。
また、基幹型臨床研修病院として、研修医の受け入れも行っています。
ロケーション的には、美しい海と豊かな自然に恵まれ、四季を通じて、マリンスポーツや釣りが楽しめます。

ショッピング等については、中型・大型のスーパーが数店舗あり、ファミリーレストラン・コンビニエンスストアもありますので、基本的に不便を感じることはないと思います。
食に関しては、五島牛や新鮮な魚介類、季節の旬な野菜が何時でもおいしく食べることができます。
共に五島で働きましょう。

国民健康保険 平戸市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 整形外科
勤務地: 長崎県平戸市

当院は、地域における唯一の病院として二次救急を含め地域住民の医療を支えていますが、整形医が退職し医師確保が喫緊の課題となっています。
地域との触れ合いを大切に地域に愛され信頼される包括医療の実践を基本理念としています。
地域医療を担っていただける医師の応募をお待ちしています。
●本土からの位置、島の魅力
平戸市は、九州の西、長崎県の北西部に位置します。古代から海外に窓を開き大陸交流の玄関口として栄え、歴史的にも深いつながりがあった1市2町1村(平戸市・生月町・田平町・大島村)が合併し、2005年10月に新生「平戸市」が誕生しました。少子高齢化、人口減少など過疎化による地域活力の低下が懸念される中、本市が有する恵まれた自然環境や独自の歴史・郷土文化資源など多彩で魅力ある地域資源を最大限に活かしながら、市民一人ひとりがまちづくりの主役として輝き、官民協働のまちづくりの実現に向け積極的に取り組んでいます。
世界文化遺産に登録「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」12の構成資産のうち2資産が当平戸市内(市民病院医療圏域)に所在しています。
●長崎大学と連携して取り組んでいる「国境を越えた地域医療支援事業」において、当院がその研修拠点施設と位置付けられております。
●人口 26,561人(令和7年4月1日現在)
●観光客数 年間約138万人 ●主な産業 観光・農業・水産業

関連物件情報

もっと見る

page top