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消化管EUSパーフェクトガイド

究極の入門書がここに誕生!

定価:8,640円
(本体8,000円+税)

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編: 藤城光弘(東京大学医学部附属病院 消化器内科 准教授)
判型: B5判
頁数: 204頁
装丁: カラー
発行日: 2017年12月20日
ISBN: 978-4-7849-4722-5
版数: 1
付録: -

■他に類を見ない消化管EUSの入門書が登場!
内視鏡先端に装着したプローブを消化管内から当て、超音波によって消化管壁、病変、消化管外等の情報を得ることができる消化管EUS(endoscopic ultrasonography)。“超音波”と“内視鏡”の利点を活かし、低侵襲に病変の性質や深達度を診断できるこの手技の重要性が近年、高まっています。
本書では黎明期からEUSに携わるプロフェッショナルが集結し、その基礎を徹底解説しました。総論ではスコープの種類別・臓器別の基本走査、国内メーカー主要機種等について詳説、各論では筆者が所属する国内有数の施設で経験された多数の症例を、鮮明な内視鏡画像・エコー画像とともに供覧しています。

目次

● 総 論
(1)EUSのための基礎知識
超音波の原理
(2)超音波内視鏡装置・機種
オリンパス
富士フイルム
HOYAペンタックス
(3)スコープ別の準備・適応・基本走査
ラジアル型スコープ
コンベックス型スコープ
細径プローブ
(4)超音波内視鏡下穿刺吸引針生検EUS-FNA
FNA穿刺針の種類と選択
EUS-FNAの実際
(5)臓器別の解剖と基本走査
食道

十二指腸
大腸
コラム:将来性のある手技
EUSガイド下胃空腸吻合術(EPASS)

● 各 論
(1)粘膜下腫瘍
粘膜下腫瘍の診断
(2)症例 粘膜下腫瘍
平滑筋腫:食道
平滑筋腫:胃
平滑筋腫:小腸
平滑筋腫:直腸
平滑筋肉腫:食道
平滑筋肉腫:大腸
GIST:胃 very low risk
GIST:胃 moderate risk
GIST:胃 high risk
GIST:十二指腸 low risk(1)
GIST:十二指腸 low risk(2)
GIST:十二指腸 moderate risk
GIST:十二指腸
GIST:直腸 high risk
神経鞘腫:胃(1)
神経鞘腫:胃(2)
神経鞘腫:大腸
脂肪腫疑い:十二指腸
脂肪腫:食道
脂肪腫:胃(1)
脂肪腫:胃(2)
異所性膵:胃(1)
異所性膵:胃(2)
異所性膵:胃(3)
異所性膵:胃(4)
異所性胃腺
悪性リンパ腫:胃
悪性リンパ腫:胃MALTリンパ腫(1)
悪性リンパ腫:胃MALTリンパ腫(2)
悪性リンパ腫:胃濾胞性リンパ腫
悪性リンパ腫:十二指腸濾胞性リンパ腫
囊胞:胃
gastritis cystica profunda
リンパ管腫:胃
リンパ管腫:十二指腸(1)
リンパ管腫:十二指腸(2)
血管腫疑い
血管腫:胃
炎症性線維性ポリープ(IFP):胃
NET(カルチノイド):胃
NET(カルチノイド):十二指腸(1)
NET(カルチノイド):十二指腸(2)
NET(カルチノイド):直腸(1)
NET(カルチノイド):直腸(2)
顆粒細胞腫:食道
顆粒細胞腫:胃
炎症性腫瘤:胃(1)
炎症性腫瘤:胃(2)
アニサキス:胃
ブルンネル腺過形成(1)
ブルンネル腺過形成(2)
粘膜脱症候群(MPS):大腸
粘膜脱症候群(MPS):直腸
虫垂粘液性腫瘍
(3)上皮性腫瘍
深達度診断
(4)症例 上皮性腫瘍
食道癌:T1a-EP(M1)
食道癌:T1a-LPM(M2)(1)
食道癌:T1a-LPM(M2)(2)
食道癌:T1a-MM(M3)(1)
食道癌:T1a-MM(M3)(2)
食道癌:T1a-MM(M3)(3)
食道癌:T1b-SM2(1)
食道癌:T1b-SM2(2)
食道癌:T1b-SM3(1)
食道癌:T1b-SM3(2)
食道癌:CRT後再発(1)
食道癌:CRT後再発(2)
胃癌:T1a(M)(1)
胃癌:T1a(M)(2)
胃癌:T1a(M)(3)
胃癌:T1a(M)(4)
胃癌:T1a(M)(5)
胃癌:T1b(SM1)
胃癌:T1b(SM2)(1)
胃癌:T1b(SM2)(2)
胃癌:T1b(SM2)(3)
胃癌:T1b2(SM2)(1)
胃癌:T1b2(SM2)(2)
胃癌:T1b2(SM2)(3)
胃癌:T1b2(SM2)(4)
胃癌:Type4
十二指腸癌:T1a(M)
十二指腸癌:T1b(SM)(1)
十二指腸癌:T1b(SM)(2)
十二指腸癌:T3(SS)
直腸癌:T2(MP)
直腸癌:術後局所再発
(5)症例 上皮性非腫瘍
過形成性ポリープ:胃
消化性潰瘍瘢痕:胃
結核:胃
⑥症例 静脈瘤・その他
壁外性圧排:食道(椎体)
壁外性圧排:脾動脈
壁外性圧排:脾動脈瘤
壁外性圧排:脾臓
壁外性圧排:膵腫瘍
壁外性圧排:肝臓
壁外性圧排:肝囊胞
壁外性圧排:腎囊胞
成熟奇形腫:大腸
静脈瘤:食道
静脈瘤:胃(1)
静脈瘤:胃(2)
胃重複
結核:リンパ節
リンパ節腫脹:縦隔リンパ節(1)
リンパ節腫脹:縦隔リンパ節(2)
リンパ節腫脹:腹腔内リンパ節

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序文

序 文


ここに,消化管EUSの入門書『消化管EUSパーフェクトガイド』をお届けする。

本書は,2016年6月,私に届いた一通のメールに端を発している。日本医事新報社磯辺栄吉郎氏からの,消化管EUS関連の書籍作成のご依頼であった。最近ではほとんどEUSに携わっていなかったため,一度は辞退申し上げたが,ぱっと思いつくような消化管EUSの入門書がないことは事実である。東大病院で実際にEUSを担当している新美惠子先生に打診したところ,「やってみます」との前向きのコメント。私の役割は“ご協力頂ける先生方をつなぐこと”と思い直し,お受けすることにした。

EUS-FNAの保険適用を機に,東大ではそれまで細々と行っていたにすぎなかった消化管EUSを本格的に確立してくれたのが,現在慶應義塾大学で活躍している後藤 修先生である。彼の築いた礎が,今,新美先生へと引き継がれている。まず,後藤先生にお願いした。次に,ESDの黎明期に東大でご一緒した角嶋直美先生の「静岡がんセンターに行ったらEUS-FNAをやるようになったのですが,女性の手にはEUSの操作部は大きくて,重たくて大変なんですよね」との言葉を思い出した。さっそく連絡を取ると「いいですよ」というお返事。さらに,TGCDC(Tokyo Gastrology Clinical Diagnosis Conference)でEUSのレクチャーをされた時に,「消化管EUSの本を作りたい」と言っておられた国立がん研究センター中央病院の吉永繁高先生にもご連絡してみたところ,即座にご快諾頂いた。
私たちが持ち合わせていないEUSの知識に関しては,各内視鏡メーカー,その道の第一人者である東京女子医科大学の中村真一先生,東京医科大学の糸井隆夫先生のご協力も仰げることとなった。

素晴らしい先生方をつなぐことができ,私の役目は果たせたのではないかと思う。執筆者各位には,お忙しい中ご執筆頂いたことをこの場を借りて心より感謝申し上げたい。そして,本書の完成にご協力くださったすべての方々に改めて厚く御礼申し上げる。

EUSに関する豊富な経験がコンパクトに詰まった本書が,消化管EUSの入門書として,皆様の日々の診療等に役立つことがあれば幸いである。

2017年11月 藤城光弘

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レビュー

消化管EUSならこの1冊

安田健治朗(京都第二赤十字病院消化器内科部長)
EUS(内視鏡的超音波断層法)は小膵癌の診断を目的に開発された経緯はあるが、消化管壁が層構造を示して観察されることから消化管病変へも応用され、粘膜下腫瘍の局在、性状診断や癌進展度診断に活用されてきた。最近では膵胆道病変のEUS診断や、EUS-FNAに注目が集まることが多いが、消化管病変に対してもEUSが活躍できることは誰もが認めるところである。にもかかわらず、今までまとまった成書がなかったのも事実である。こういう時に、あるいは、こういう時だからこそ、消化管EUSに光を当て、1冊で消化管EUSのすべてを理解できる本書を編集された藤城光弘先生の慧眼に敬意を表したい。

この本書を勧める第一の理由は、藤城先生が序に書かれている言葉である。「“私の役割はご協力頂ける先生方をつなぐこと”としてお受けした」。この一言で後は見なくても成功した本であると断言できる。

第二の理由は、超音波の原理に始まり、機器の解説、走査法、FNAの実際、解剖の総論から、各論における症例の提示、解説まで整然とした流れで見事にまとめられていることだ。前半のEUSに関する解説から後半の症例アトラスまで、1冊で2冊分の内容をまとめた本書はお得と言えよう。

第三の理由は、アトラスとして、写真が大きく綺麗であることはベースラインと思っている。この基準線も容易にクリアしている。
熟読にも適し、アトラスにも使えることから、ぜひ、本棚ではなく臨床の手元に置いて活用されることをお勧めする。

最後に一言。藤城先生は東京大学医学部附属病院消化器内科准教授、光学医療診療部部長で消化器内視鏡診療ではわが国の第一人者のおひとりである。非常にスマートであるのみならず、その人となりから消化器内視鏡医の間にファンが多い。忙しすぎるためか、EUSに対しては、少し遠慮して編集者に徹したと書かれているが、次は表に出て総論の執筆でも担って頂きたい。

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正誤情報

下記の箇所に誤りがございました。謹んでお詫びし訂正いたします。

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