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腎血管性高血圧

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-19
熊谷裕生 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科教授)
大島直紀 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科准教授)
今給黎敏彦 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科講師)
内田貴大 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科)
渡邉篤史 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科)
松原秀史 (防衛医科大学校腎臓内分泌内科)
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  • ■疾患メモ

    腎動脈本幹の分岐部までの部分に粥状硬化(atherosclerosis)などを原因とする狭窄があり,その末梢が虚血となってレニン・アンジオテンシンⅡ系が活性化し,高血圧が生じる。

    血清ナトリウム濃度が上昇し,血清カリウムが低下する。

    腎機能障害を伴う症例も多い。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    高血圧(拡張期血圧が高い)。

    上腹部の血管雑音。

    【検査所見】(

    07_20_腎血管性高血圧

    血漿レニン活性,血漿アンジオテンシンⅡ濃度,血漿アルドステロン濃度が高い。

    血清ナトリウム濃度高値,血清カリウム濃度低値。

    MRアンジオグラフィが狭窄を形態的にとらえるのに有用。

    パルスドプラエコーも有用。

    収縮期最高血流速度(peak systolic velocity:PSV)が180cm/秒以上,かつ拡張末期血流速度(end diastolic velocity:EDV)の比が3.5以上だと,60%以上の有意狭窄と診断される。

    ドプラエコーでresistive index(RI)が0.8以上なら,狭窄よりも末梢の腎組織は既に細動脈狭窄,間質線維化しており,経皮的腎血管拡張術(percutaneous transluminal renal angioplasty:PTRA)で腎機能改善を期待できない。

    *resistive index(RI)=(PSV-EDV)/PSV

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