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肺水腫(心原性肺水腫)

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-11
藤野剛雄 (九州大学病院循環器内科)
井手友美 (九州大学大学院医学研究院循環器内科学講師)
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  • ■疾患メモ

    肺血管外への異常な水分貯留をきたした病態である。

    軽症例では間質内への水分貯留(間質性浮腫)にとどまるが,重症例では肺胞腔内にまで液体成分の貯留,すなわち肺胞浮腫を生じる。

    心原性肺水腫は,左心不全に伴い,左房圧の上昇に引き続き肺静脈および肺毛細血管内圧が上昇して生じる肺水腫である。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    労作時息切れ,呼吸困難,夜間発作性呼吸困難や起坐呼吸を呈する。ピンク色泡沫状痰は特徴的である。

    【検査所見】

    胸部X線写真上,肺門部を中心とした浸潤影(butterfly shadow)やKerley's B lineを認める。心拡大や胸水貯留を伴うことが多い。

    血液検査では,BNP上昇が他の呼吸器疾患との鑑別に有用である。

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