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医療・介護関連肺炎(NHCAP)

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-07-11
関 雅文 (東北医科薬科大学病院感染症内科・感染制御部教授)
賀来満夫 (東北大学大学院感染制御・検査診断学分野教授)
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  • ■疾患メモ

    医療・介護関連肺炎(nursing and healthcare-associated pneumonia:NHCAP)とは,市中肺炎と院内肺炎の中間に位置する肺炎として提言されている(図1)。

    03_06_医療・介護関連肺炎(NHCAP)

    すなわち,長期療養型施設に入所中や介護認定を受けている高齢者が主な患者となる。

    病態としては,誤嚥性肺炎やインフルエンザ関連肺炎,一連の耐性菌や日和見菌による肺炎が含まれる。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    多くが高齢者の誤嚥性肺炎であるため,肺炎に一般的にみられる発熱や咳嗽,喀痰などがむしろ不明瞭で,全身倦怠感など全身症状や呼吸困難感のみのことも多い。

    【検査所見】

    同様に,身体所見の割に,炎症反応も比較的軽度であることが多い。

    ただし,脱水による腎機能の悪化や意識レベルの低下,血液ガス所見が不良であることが多いため,注意が必要である。

    合併症(脳梗塞や慢性肺疾患,心不全など)の発症や増悪に対する評価も必要である。

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