●接触者・帰国者外来の病院名の情報を公表しないことの不合理さを感じている。日医や病院協会は政府に対して強く意見を進言すべき。専門家会議の議事の内容ももっと透明性があっていい。(神奈川・勤務医)
●自称専門家の百家争鳴にうんざり。現場でPCR検査を行う方などのご苦労をお察しします。(神奈川・開業医)
●マスコミが「希望者全員にPCR検査を」という馬鹿げた発言をして現場を混乱させている。偽陽性が多いこの検査はとても全員に検査できるものではない。(新潟・開業医)
●PCR検査がどれほど大変なのか、鑑別診断にどれだけ神経をすり減らしているのか、感染症病床が実際にどのような運営なのか─などの医療従事者の訴えを積極的にマスメディアに広報してほしい。(愛知・勤務医)
●簡易キットができれば一般診療所でも測定できる可能性があるが、現行の方法では検体採取は防御服を着て完全武装で行う必要がある点を一般の人々に知らせておくべき。インフルエンザ迅速テストのように受け止められると誤解されてしまう。(東京・開業医)
●厚労省レベル・国立感染症研究所レベルの判断と医療現場の認識に大きな乖離がある。厚労省・研究所からの情報発信が正しく、かつ、強力・十分に伝わっていないのが原因と考える。我々の敵は「新型コロナウイルス」。国民、医療提供者、行政がそれこそワンチームにならなくては勝てない敵と認識すべき。国民一人一人が自ら正しい行動をしなければ勝利できないことに気付くことが重要だ。国は、今後また来るであろうパンデミックを見据えて対策に尽力していただきたい。(福島・勤務医)
●疑わしい患者は医師の判断でPCR検査を迅速に行える体制にしてほしい。(東京・開業医)
●PCR検査を早く一般病院でやるべきだ。(東京・勤務医)
●医師の判断でPCR検査ができないのは問題。(愛知・勤務医)
●PCR検査をどんどんやっていかないと正確な発症率を算出することができない。発症率が分からなければ、今後の感染者数の増加を予想することは不可能であり、どのような予防方法が有効なのか議論することもできない。重症者だけではなく軽症者にも積極的に検査を受けさせるようにしてほしい。(東京・勤務医)
●発熱専門の外来を各地域ごとに決め、疑わしい人は肺CTを撮り、それからPCR検査をしたほうが効率的に感染者をピックアップできるのでは。(群馬・看護職員)
●いきなり電話再診で処方箋を出していいと言われても混乱する。(京都・開業医)
●保健所の動きが悪い。(三重・勤務医)
●医療現場では現時点で支障はない。国には、感染症学・公衆衛生学的な見地を踏まえた対策を希望する。最高のワクチンは「教育」である。(島根・勤務医)
●厚労省から独立した権限を有する対策班を設置し、全国の病床の全数把握やコントロールを含め一定規模以上の医療機関の一時的な統制を検討するのもいいのではと思う。(東京・勤務医)
●米国の専門機関のように迅速に対策を提案・実行できる機関をつくってほしい。(神奈川・看護職員)