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がん10年相対生存率をどう読むか─経過観察期間の指針に 【まとめてみました】

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  • 約5~90%まで部位別に大きな差

    全がん協のホームページでは、患者の多い五大がん以外にも、子宮頸がん、前立腺がんなど18部位の臨床病期別10年相対生存率と手術率も公表している(表1)。


    全病期の生存率が低い肝がん、気管・肺がんはⅠ期の生存率も29.3%、69.3%と低めで、手術率も胃がん、大腸がん、乳がんなどに比べて低かった。
    全病期を合わせた全部位の10年相対生存率は58.2%だが、部位によって数値は大きく異なる。甲状腺がんは90.9%、前立腺がん84.4%、子宮体がん83.1%と高率であるのに対し、気管・肺がんは33.2%、食道がんは29.7%、胆嚢・胆道がんは19.7%、肝がんは15.3%、膵がんは4.9%だった。
    全がん協はデータを更新し、加盟32施設で2004~07年に診断治療を行った14万7354例の予後をもとに、全症例と手術症例の5年相対生存率も部位別、施設別に公表。五大がん全症例の5年生存率を1999~2002年と比べると、どの部位でも改善がみられた(表2)。


    集計をまとめた群馬県衛生環境研究所の猿木信裕氏に、10年相対生存率公表の意義などを聞いた。

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