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糖尿病学会と老年医学会が本邦初の『高齢者糖尿病診療ガイドライン』を作成【まとめてみました】

No.4866 (2017年07月29日発行) P.8

登録日: 2017-07-28

最終更新日: 2017-07-27

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  • 高齢者の糖尿病診療には、糖尿病のみならず老年医学的な知識を必要とする。日本老年医学会と日本糖尿病学会は合同委員会を設け、今年6月に『高齢者糖尿病診療ガイドライン2017』を初刊行した。

    血糖コントロール目標の下限値も設定

    ガイドラインでは、年齢、認知機能、ADL、併存疾患や機能障害の有無によって、高齢者糖尿病をカテゴリーⅠ~Ⅲに分け、血糖コントロール目標値(HbA1c)を設定している(図1)。特に、インスリン製剤、SU薬、グリニド薬など、重症低血糖が危惧される薬剤を使用している場合には、血糖コントロール目標の下限値を設け、高血糖と併せて低血糖の予防の重要性を強調しているのが特徴だ。


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