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特集:高齢者の薬物治療における効果と有害事象

No.4864 (2017年07月15日発行) P.27

大井一弥 (鹿医療科学大学薬学部病態・治療学分野臨床薬理学研究室教授)

登録日: 2017-07-14

最終更新日: 2017-07-12

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監修:大井一弥(鈴鹿医療科学大学薬学部病態・治療学分野臨床薬理学研究室教授)

監修のことば

高齢者は加齢に伴い生理機能が低下するため,薬物治療における多剤併用では副作用の発現に注意すべきである。その対策として減薬や減量が試みられるが,そればかりに気を取られると薬効の発現に影響を及ぼす薬剤もある。今回は,高齢者における医薬品適正使用推進の観点から,特に問題となりやすい代表的な3項を取り上げ,それぞれの治療の工夫をまとめた。

■目次

1 剤形から見た治療の工夫
国立長寿医療研究センター薬剤部 溝神文博

2 抗微生物薬を中心とした治療の工夫(減量できない薬剤)
鈴鹿回生病院薬剤管理課課長 木村匡男

3 検査値(腎機能)から見た治療の工夫
小倉記念病院薬剤部 富田敏章
小倉記念病院薬剤部部長 入江利行

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