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眼痛,流涙,呂律障害を主訴に受診した77歳女性 [キーフレーズで読み解く 外来診断学(118)]

No.4786 (2016年01月16日発行) P.1

(千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

鋪野紀好 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

増山貴子 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

花澤奈央 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

大平善之 (千葉大学医学部附属病院 総合診療部)

登録日: 2016-09-08

最終更新日: 2017-01-30

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  • 受診2日前の起床時に右目の腫れを感じ,同日夜から眼痛と流涙が出現した。翌日,近医眼科で兎眼による角膜炎を指摘されたが,呂律障害もあるため当部紹介となった。心房細動の既往がある。

    身体診察では,体温36.8℃,脈拍数72回/分(不整),血圧158/94mmHg。右眼球結膜に充血と流涙を認める。耳介・外耳道に発赤や疱疹を認めない。神経学的にはパ行とラ行の構音障害を認める。

    安静時・閉眼時(図1)と挺舌時(図2)の視診所見を示す。




    研修医の診断:脳梗塞

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