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特集:解説! 三叉神経痛

No.4833 (2016年12月10日発行) P.25

監修: 尼崎賢一 (三井記念病院脳神経外科科長)

登録日: 2016-12-09

最終更新日: 2021-01-06

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監修:尼崎賢一(三井記念病院脳神経外科科長)

三叉神経痛は日常診療においては比較的稀な疾患であると同時に,患者が最初にどの科を受診するかも不定的であると思われる。選択する科としては歯科,耳鼻科,内科などが挙げられるが,特徴として寛解期を有することもあり,適切な診断に至るまでに時間を要することもある。まずは特集1で症状から診断までの流れ,および内服治療について解説する。読者の日常診療の補助となれば幸いである。
内服治療以外の治療選択については日本神経治療学会のガイドラインにも記載されているように,神経ブロック,手術,定位放射線(ガンマナイフ)のオプションがあるが,わが国でより一般的に行われている前2者につき特集2,3で詳述し,定位放射線治療については特集3の「他科からのQuestion」で触れる。

1 三叉神経痛の診断と内服治療
日本大学松戸歯学部頭頸部外科学教授/同付属病院脳神経外科科長 牧山康秀
日本大学松戸歯学部顎口腔機能治療学教授/同付属病院「口・顔・頭の痛み外来」科長 小見山 道

2 三叉神経ブロック
NTT東日本関東病院ペインクリニック科部長 安部洋一郎

3 三叉神経痛の外科治療
三井記念病院脳神経外科科長 尼崎賢一

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