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リンパ節,脾臓,皮膚へのFDG集積……悪性リンパ腫? [画像診断道場〜実はこうだった(29)]

No.4825 (2016年10月15日発行) P.7

益田淳朗 (福島県立医科大学循環器内科学)

竹石恭知 (福島県立医科大学循環器内科学教授)

登録日: 2016-10-14

最終更新日: 2016-10-17

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    リンパ節,脾臓,皮膚へのFDG集積……悪性リンパ腫?

    51歳,女性
    多発する皮疹,視力低下,呼吸困難感,全身倦怠感を主訴に近医を受診し,胸部X線検査で異常を指摘された。当院で精査のため行った18F-FDG PET/CT検査の画像を示す。
    既往歴に特記すべき事項なし。喫煙歴なし。家族歴として母が糖尿病。
    来院時所見:血圧146/92mmHg,脈拍数99/分,SpO2 97%(室内気),両側頸部のリンパ節腫脹なし,呼吸音異常なし,心雑音なし,腹部平坦・軟,頭皮・右上腕・両下肢に複数の皮疹あり。

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