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『在宅診療でこそ使える漢方薬』について著者の樫尾明彦先生にお聞きしました

No.5156 (2023年02月18日発行) P.69

登録日: 2022-11-24

最終更新日: 2022-11-24

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今週のおすすめWebコンテンツ

在宅診療でこそ使える漢方薬

樫尾明彦(給田ファミリークリニック)

判型:A4判
頁数:24頁
価格:1,650円(税込)

─本コンテンツの特徴・魅力を教えてください。

日本医事新報社の他のWebコンテンツにも言えることかと思いますが、本コンテンツは全24頁で、割と、ささっと読めます。漢方ビギナーの卒後3、4年目のドクターや、医療職と全く関係ない私の家族にも読んでもらいましたが、皆さんから口をそろえて「1日で読めました」との感想をもらいました。

内容については、タイトル通り、在宅診療には漢方薬がとてもフィットする点を、全体を通して強調しています。在宅診療で漢方薬を処方しようとすると「漢方薬は粉薬ですよね、飲みにくいのでは?」「漢方薬は半年か1年くらい飲まないと効かないのでは?」と、患者さんやご家族、在宅スタッフから聞かれることがあります。その際には、漢方薬には一部錠剤やカプセルがあることや、漢方薬はぴったり合えば2週間(以内)程度で症状の緩和が認められることを、ケースを混じえて紹介しています。本コンテンツを読めば読者の先生方も上記の疑問にも答えられるようになると思います。

─どんな方に読んでもらいたいですか。

漢方薬についてこれから学んでみようか、学んでみたいけど難しそうだな、と感じている漢方ビギナーの在宅スタッフの皆さん、ドクターだけでなく多職種の方に読んでいただければと思います。本コンテンツを読んだ漢方ビギナーのドクターからは、「もう少し漢方薬を使おう、という視点を持って在宅診療に臨んでみます」という感想をいただきました。

本コンテンツは、漢方医学的な診察所見については、(あえて)ほとんど触れていませんが、日本医事新報社のWebコンテンツには、より詳しく漢方医学的な診察について解説しているコンテンツなど、漢方関連の興味深いコンテンツが複数あります。ですから、本コンテンツを読んで、漢方をもっと学んでみたいと思ったら、他のコンテンツもぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

【漢方・鍼灸に関するWebコンテンツ紹介サイトはこちら】

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公益社団法人 地域医療振興協会 市立大村市民病院

勤務形態: 常勤
募集科目: 総合内科・消化器内科・呼吸器内科・神経内科・整形外科 等 若干名
勤務地: 長崎県大村市

急性期から回復期、維持期までの疾患の治療・管理はもとより、予防医学としての健診事業にも力を注いでいます。
ハイケアユニットから地域包括ケア・回復期リハ病棟まで有しており、地域の皆様に対して急性期から回復期まで切れ目のない医療、充実したリハビリサービスを提供できる体制が整っております。
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特に3次救急患者さんに関しましては、症状に応じて長崎医療センター及び救急隊と連携をとりながら、必要に応じた救急対応を行っています。また、2次までの救急患者さんに関しては、専門医と総合医が協力し対応しています。
救急医療についても二次救急を担っています。緊急の大血管手術やバイパス手術も行っており、長崎県内外から高い評価を受けています。
なお、日当直体制では、内科・外科系及び循環器系で 救急体制を整えています。
現在、内科・外科系の日当直体制は、内科医師が火曜日・木曜日・土曜日 の当直帯及び土曜日・日曜日の日直帯、外科系医師が月曜日・水曜日・金曜日・日曜日の当直帯に救急対応を行っています。
また、大村市夜間初期診療事業(内科系・小児科)に参画しています。
平成29年度より新病院にて診療を開始しております。
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