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繰り返す両下肢痛を主訴に受診した22歳男性[キーフレーズで読み解く 外来診断学(248)]

No.5073 (2021年07月17日発行) P.1

監修: 生坂政臣 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

柳田育孝 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

上原孝紀 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

百瀬瑞季 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

野田和敬 (千葉大学医学部附属病院総合診療科)

登録日: 2021-07-15

最終更新日: 2021-07-14

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1年前から両側の足背と下腿に疼痛を伴う線状発赤が繰り返し出現するようになった。色素沈着を残して約1カ月で軽快するものの,新たな病変が生じる状態が続いている。下肢エコーで発赤部位に静脈血栓を認め,閉塞性血栓血管炎として半年間禁煙したが改善しなかった。受診1週前から足部に,歩行距離に応じて悪化し,数分間の立位休息で軽快する疼痛が加わり,精査目的で当科紹介。既往歴,家族歴に特記事項なし。

職業は塗装業。喫煙歴は16歳から20本/日,半年前から禁煙。

身体診察では,線状の色素沈着および,圧痛を伴う線状発赤を認める。足背動脈・後脛骨動脈は触知良好。足関節上腕血圧比(ABI)は正常範囲。足部関節の圧痛や可動域制限はない。左足背の視診所見を示す(図1)。

一般血液・生化学検査では炎症反応を含めて異常を認めない。

研修医の診断:ベーチェット病

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