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強度近視の治療─合併疾患を予防するために

No.4955 (2019年04月13日発行) P.17

監修: 大野京子 (東京医科歯科大学医学部医学科・大学院医歯学総合研究科眼科学教授)

登録日: 2019-04-15

最終更新日: 2019-04-10

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監修:大野京子(東京医科歯科大学医学部医学科・大学院医歯学総合研究科眼科学教授)

■監修のことば

近年,全世界的に近視の罹患人口が急増しており大きな社会問題となっている。それに伴い,強度近視または病的近視による失明が増加すると危惧されている。特に日本をはじめとする東アジア諸国では,近視が従来から多く,病的近視は失明原因の上位を占める。病的近視による失明は,眼底に生じる合併病変により生じる。これらは主として,近視性脈絡膜新生血管(近視性CNV),近視性牽引黄斑症(網膜剥離,網膜分離など),緑内障である。近年,近視性CNVに対する抗血管新生療法や,近視性牽引黄斑症に対する網膜硝子体手術の進歩により,少なくとも一部の症例には治療が可能となってきた。

本特集では,病的近視の失明原因となる,これらの合併症の病態と,最新の治療について専門家に解説いただいた。明日からの診療に役立てて頂ければ幸いである。

■目次

1 近視性脈絡膜新生血管の診断と治療
佐柳香織(大阪大学眼科学教室脳神経感覚器外科学)

2 近視性網膜分離・剝離の診断と治療
篠原宏成(武蔵野赤十字病院眼科部長)

3 強度近視の緑内障の診断と治療
吉田武史(東京医科歯科大学医学部医学科・大学院医歯学総合研究科眼科学准教授)

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