

①予想されるタイミングに先行する異所性P’波
②幅広いQRS波(右脚ブロック型が多い)
③(直後が)非代償性休止期

今回のテーマは,「変行伝導を伴う心房期外収縮」です。『Dr.ヒロの学び直し! 心電図塾』では,何度か〔第4回(No.5117),第27回(No.5169),第39回(No.5195),第52回(No.5223)〕,期外収縮を解説しています。今回のポイントとなる現象ですが,やや特殊な心房期外収縮(premature atrial contraction:PAC)くらいのイメージでどうですか?
実は,第39回で「いつか必ず解説する」とお約束していた伏線を,満を持して回収させてもらいます。心電図の勉強において,中級レベルへの大事な“関門”であり,解説するほうも力が入ります。前編となる今回は,期外収縮の復習から始めましょう。そして,実際に心電図で変行伝導を伴うPACをどう見抜くかに重点を置こうと思います。では,スタート!