Q
70歳代,男性。てんかん発作に対し,カルバマゼピンの内服が開始された。内服開始後6週時に発熱と体幹の皮疹が出現し,顔面の腫脹を伴うようになったため,当科を受診した(図1)。白血球1万2800/mm3,肝機能障害があり,両側鎖骨上窩にリンパ節腫大を認め,薬剤性過敏症症候群(DIHS)を疑った。
本患者において,診断のために行うべき検査は以下のうちどれか。
①IgE抗体検査
②抗核抗体検査
③血清フェリチン検査
④TARC検査
薬疹の新常識:薬剤性過敏症症候群(DIHS)の早期診断に有用な検査[〈プライマリ・ケア医が知っておくべき〉クイズで学ぶ 皮膚科診療の“新常識”(14)]
登録日: 2025.09.25 最終更新日: 2025.09.25
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