●執筆
番場祐基（新潟大学医歯学総合病院高次救命災害治療センター／新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸器・感染症内科）
●商品説明
頁数：22頁、図5、表6点
※本商品は「週刊 日本医事新報」5294号のFOCUSを再構成したものです
●内容紹介
▷近年、市中肺炎における呼吸器ウイルスの関与が増加しており、特にCOVID 19パンデミック以降は、RSウイルス（2021年）、ヒトメタニューモウイルス（2022年7月）、インフルエンザウイルス（2023年以降）の流行が再開し、多様なウイルスが市中肺炎の発症に寄与している可能性が示唆されている。ウイルス同定がこれまで以上に容易となった今、改めて呼吸器ウイルスによる肺炎に着目し、ウイルス別の治療戦略や二次感染対策について解説する。
▷代表的なウイルス性肺炎・二次性肺炎として、インフルエンザ、COVID-19、インフルエンザ関連肺アスペルギルス症・COVID-19関連肺アスペルギルス症、RSウイルス・ヒトメタニューモウイルスを挙げ、症例シナリオを示しながら、臨床的特徴・診断・治療をまとめました。各ウイルス性肺炎の画像所見の特徴の表や、特に鑑別の必要な肺炎については実際の画像所見の図版を収録。
▷重症化症例に対する呼吸管理では、呼吸不全に対して使用されるNPPVとHFNCの特性を比較した表を掲載し、それぞれの適応と使用時のポイントを整理。さらに、気管挿管を選択すべきタイミングや挿管後の管理についても伝授。
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【目次】
1．はじめに
2．肺炎を起こす呼吸器ウイルスとその流行状況
3．市中肺炎におけるウイルス性肺炎の再評価（COVID-19以降）
4．代表的ウイルス性肺炎と二次性肺炎
5．重症ウイルス性肺炎の管理について
6．今後の課題と展望
カート
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