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外来での行動医療学

患者さんのライフスタイル改善を目指して

誰でも実践できる「行動医療学」

外来での行動医療学

生活習慣病に対しては,患者さんのライフスタイル改善が何よりも重要です。本書は,食事,運動,アルコール,タバコ,ストレスのそれぞれについて,行動医療学を応用した患者教育・生活指導の手法を紹介しています。といっても難解な理論ではなく,著者自身が遭遇したケースを通して物語風に述べられており,わかりやすい実践書となっています。

生活習慣病に対しては,患者さんのライフスタイル改善が何よりも重要です。本書は,食事,運動,アルコール,タバコ,ストレスのそれぞれについて,行動医療学を応用した患者教育・生活指導の手法を紹介しています。といっても難解な理論ではなく,著者自身が遭遇したケースを通して物語風に述べられており,わかりやすい実践書となっています。

飯島克巳 (いいじまクリニック院長)
判型A5判 ページ数170 刷色単色 版数第1版 発行日1997年01月06日 ISBN4-7849-4138-X 診療科
紙の書籍
税込1,760
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目次

第1章 外来での患者教育のあり方
第2章 患者さんの行動変容のための諸原理
第3章 検診結果から
第4章 食事指導
第5章 運動療法
第6章 アルコール
第7章 タバコ
第8章 すぐできるストレスの料理法
第9章 慢性の痛みへのアプローチ
第10章 医師自身も変わりましょう

レビュー

書評(「月刊地域医学」より抜粋)

本書の前半は、外来での患者さんへの接し方が書かれています。生活習慣病の予防には、患者さんのライフスタイルの改善を目指したアプローチが必要になります。実際に外来でありがちな状況をモデルにして、どのようなアプローチが有効かを、丁寧に分かりやすく解説してあります。 後半は、いわゆる「心身症」の患者さんに対するアプローチが書かれています。身体に異常がないことを証明するために検査を重ねる医師。原因が精神的問題だと結論づけると、それで治療を放棄してしまう医師。しばしば陥りがちな状況が描かれ、ハッとさせられます。 最後にもっとハッとさせられたのが、最終章の「日本の医師のライフスタイルとその問題点」です。