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麻酔パワーアップ読本アドバンスト【電子版付】

人気ブログ「麻酔科勤務医のお勉強日記」の書籍化第2弾!

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●第2弾となる本書では、小児麻酔や産科麻酔といったややサブスペシャルティ的な分野、麻酔科の教科書的書籍に詳しい記載のない事項で教科書の次にぜひ知っておいてほしいこと、一瞥の価値があると思うグラフや模式図について解説しています。
●各項目の★の数はブログ掲載時の人気ランキングに準じています。「NEW」は書き下ろしです。
●読んでおくべき文献をコメントとともに多数紹介しています。
●親切かつユーモラスな解説で楽しく学べます。

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●第2弾となる本書では、小児麻酔や産科麻酔といったややサブスペシャルティ的な分野、麻酔科の教科書的書籍に詳しい記載のない事項で教科書の次にぜひ知っておいてほしいこと、一瞥の価値があると思うグラフや模式図について解説しています。
●各項目の★の数はブログ掲載時の人気ランキングに準じています。「NEW」は書き下ろしです。
●読んでおくべき文献をコメントとともに多数紹介しています。
●親切かつユーモラスな解説で楽しく学べます。

判型四六判 ページ数432 刷色2色刷 版数第1版 発行日2023年03月07日 ISBN978-4-7849-0117-3 付録無料の電子版が付属(巻末のシリアルコードを登録すると、本書の全ページを閲覧できます) 診療科
紙の書籍
税込4,620
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目次

第1章 術前評価・麻酔準備
第2章 モニタリング
第3章 産科麻酔
第4章 小児麻酔
第5章 声門上器具
第6章 気管挿管
第7章 ビデオ喉頭鏡
第8章 吸入麻酔
第9章 静脈麻酔と肥満
第10章 中心静脈カテーテル
第11章 その他

<コラム>
<Plus>

序文

「麻酔科勤務医のお勉強日記」(https://knight1112jp.seesaa.net/)というブログを書いていますSRHAD-KNIGHTと申します。日々、麻酔関連の英語論文の抄録を日本語訳してブログに投稿しています。かれこれもう12年以上続けています。
長年、ウェブリブログというプラットホームでブログを書いていたのですが、ウェブリブログのサービスが2023年1月で終了するとのことで、ブログ存続の危機に瀕していましたところ、日本医事新報社様からお声掛け頂き、ブログの中で麻酔科研修医向けに書いた記事や人気のあった記事を中心に、実際の麻酔診療業務の過程に沿って分類・整理し、また加筆・修正を行って、『麻酔パワーアップ読本エッセンシャルズ』という1冊の本にして発刊することができました。
本書は、その続編です。今回は、前著で実際の麻酔診療業務の過程に沿ったために割愛した記事や、小児麻酔や産科麻酔といったややサブスペシャルティ的な分野、麻酔科の複数の教科書的書籍に詳しい記載のない事項で、教科書の次にぜひ知っておいてほしい内容のもの、一瞥の価値があると思うグラフや模式図を解説した記事などを中心にまとめました。
『麻酔パワーアップ読本エッセンシャルズ』を読まれて、気に入ってくださった方なら、前著に劣らず読みがいのある本にできたのではないかと思っています。
出版の労を担って頂いた日本医事新報社の皆様に心から感謝申し上げます。

SRHAD-KNIGHT

正誤表

下記の箇所に誤りがございました。謹んでお詫びし訂正いたします。

第6章3 MCQ「スタイレット」の解答

〈誤〉→〈正〉

bとcの参考文献が逆になっています。

〔誤〕

b:〇

気管挿管時のスタイレットの使用は、術後咽頭痛の発生率を増加させると報告されています(関連記事1)。

Kusunoki T, et al. Correlation between extraction force during tracheal intubation stylet removal and postoperative sore throat. J Clin Anesth. 2016 Sep; 33: 37-40.

c:〇

スタイレット抜去時に強い力で引き抜くと術後咽頭痛の発生率が増加すると報告されています(関連記事2)。また、添付文書にも「気管チューブ挿管後は、愛護的に本品を気管チューブから抜去する」と記載されています*2

2https://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/290348/27B1X00116000197_A_04_02/

Komasawa N, et al. Effects of stylet use during tracheal intubation on postoperative pharyngeal pain in anesthetized patients: A prospective randomized controlled trial. J Clin Anesth. 2017 May; 38: 68-70.


 〔正〕

b:〇

気管挿管時のスタイレットの使用は、術後咽頭痛の発生率を増加させると報告されています(関連記事1)。

Komasawa N, et al. Effects of stylet use during tracheal intubation on postoperative pharyngeal pain in anesthetized patients: A prospective randomized controlled trial. J Clin Anesth. 2017 May; 38: 68-70.

c:〇

スタイレット抜去時に強い力で引き抜くと術後咽頭痛の発生率が増加すると報告されています(関連記事2)。また、添付文書にも「気管チューブ挿管後は、愛護的に本品を気管チューブから抜去する」と記載されています*2

2https://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/290348/27B1X00116000197_A_04_02/

Kusunoki T, et al. Correlation between extraction force during tracheal intubation stylet removal and postoperative sore throat. J Clin Anesth. 2016 Sep; 33: 37-40.

第5章3 ラリンジアルマスクの適切な留置位置は何を見て判断するか?

〈誤〉→〈正〉

〔誤〕

4 口から出たエアウェイチューブの長さが5cm前後である

成人の場合、適切なサイズのLMAを使用していれば、通常、口腔外に出ているエアウェイチューブの長さは5cm前後になるはずです。2~3cmではLMAの挿入位置は深すぎます。7~8cmではLMAの挿入位置が浅すぎます。


〔正〕

4 口から出たエアウェイチューブの長さが5~10cmである

成人の場合、適切なサイズのLMAを使用していれば、通常、口腔外に出ているエアウェイチューブの長さは5~10cmになるはずです。5cmではLMAの挿入位置は深すぎます。10cmではLMAの挿入位置が浅すぎます。