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HELLP症候群

登録日:
2017-03-16
最終更新日:
2017-03-28
岩下光利 (杏林大学医学部附属病院院長・教授)
田中 啓 (杏林大学医学部産科婦人科)
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  • ■疾患メモ

    HELLP症候群は,妊娠中および分娩後に起こる①溶血(hemolysis),②肝酵素の上昇(elevated liver-enzymes),③血小板減少(low platelet),を呈する多臓器障害であり,全妊娠の0.2~0.6%に発症する。

    ■代表的症状・検査所見

    【症状】

    突然の上腹部痛・心窩部痛,高血圧,蛋白尿,嘔気・嘔吐,頭痛,視野障害,子癇発作。

    【検査所見】

    上記のSibaiら1)の診断基準を用いるのが一般的である。

    溶血:破砕赤血球の出現,血清間接ビリルビン値1.2mg/dL以上,ハプトグロビン25mg/dL以下。

    肝酵素の上昇:血清LDH 600U/L以上,血清AST 70U/L以上。

    血小板減少:10万/μL以下。

    【鑑別疾患】

    妊娠性急性脂肪肝,胃腸炎,虫垂炎,胆石,ITP,TTP,溶血性尿毒症など。

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